登戸駅の住みやすさを徹底解説!

JR南武線

概要

登戸駅は、神奈川県川崎市多摩区にある小田急小田原線とJR南武線が乗り入れる駅です。「登戸(のぼりと)」という地名は、かつてこの地が多摩川の渡し場(渡戸=わたりど)であったことに由来し、のちに「登戸」と表記されるようになったと伝えられています。

新宿までは最短17分、川崎駅へも最短22分でアクセスでき、都心方面・神奈川県内の双方に通いやすい交通利便性の高い立地です。

駅周辺は再開発が進み、スーパーやドラッグストア、飲食店、カフェなどが集まる便利な環境が整っています。特に駅前には「マルエツ」「ライフ」などの大型スーパーがあり、日常の買い物は徒歩圏内で完結可能です。また、多摩川が近くに流れ、河川敷はジョギングや散歩を楽しめる憩いの場として親しまれています。

一方で、駅から少し離れると閑静な住宅街が広がり、自然も感じられる落ち着いた住環境が魅力です。大学や学校も近く、学生やファミリー層など幅広い世代に暮らしやすい街といえます。

アクセス

小田急線

快速急行・急行・準急・通勤準急・各駅停車を利用できます。
東京メトロ千代田線に直通しているため、表参道や大手町方面へも乗り換えなしでアクセス可能。
新宿へは最短17分、大手町へは最短33分で行ける利便性の高さも魅力です。

JR南武線

全ての路線種別(快速・各駅停車)を利用できます。
武蔵小杉まではで最短13分、川崎までは最短22分でアクセス可能。
快速は日中と平日夕方しか運行していないので、その点は注意が必要です。

主要駅までの時間

行き先最短所要時間乗り換え回数備考
新宿駅17分0
川崎駅22分0
武蔵小杉駅13分0
下北沢駅8分0
東京駅35分1新宿で
JR中央線に乗り換え

バス

川崎市バスを利用でき、溝の口方面や生田緑地・藤子・F・不二雄ミュージアムへアクセスできます。
参考:登戸駅のバス – 駅探

家賃相場

前提条件
 ・築15年以内
 ・駅徒歩15分以内
 ・20平米以上(1R/1K)、40平米以上(1LDK〜2LDK)、60平米以上(3LDK以上)

上記、前提条件の家賃相場は以下の通りです。
都心への利便性を考慮すると家賃相場は控えめ。コスパに優れた駅といえるでしょう。

  • 1R・1K(単身者向け):7.5万~
  • 1LDK〜2LDK(カップル・少人数ファミリー):12万~
  • 3LDK以上(ファミリー):20万~

物件をお探しの方へ

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治安

良い点

犯罪発生率は全体的に低い
多摩区(登戸駅が属する区)の刑法犯認知件数は、2025年1月時点で74件と、川崎区の177件の半分以下にとどまっています。 自転車窃盗など軽微な犯罪が中心で、凶悪犯罪は少ない傾向です。

市内でも比較的治安が良好なエリア
多摩区は川崎市内の8区で見ても、犯罪件数の少ないエリアとして位置づけられています。

地域の雰囲気が穏やか
商業施設が多すぎない、閑静な住宅地が広がる穏やかな環境で、落ち着いて暮らせるという声が多く聞かれます。

住民の声も安心感あり
地元の居住者からは、「繁華街や風俗街がないため、構造的に治安が悪い印象はない」との評価があります。

留意すべき点

自転車盗難が発生している
登戸駅周辺では、自転車盗難の報告が一定数あり、防犯対策(例:二重ロック)は必要です。

住宅街は夜間に暗く、人通りが少ない
駅から少し離れた住宅街では街灯が少なく、夜間は暗くなりがちです。特に女性や子どもの一人歩きには注意が必要です。

多摩川河川敷周辺は夜間に人通り少なめ
駅北側の多摩川沿いは、夜になると人通りが少なくなるため、治安面で注意が必要な場所とされています。

災害リスク

登戸駅周辺は多摩川に近接しているため、水害リスクには一定の注意が必要です。特に台風や集中豪雨の際には、多摩川の増水や氾濫により浸水被害が発生する可能性があります。ただし、駅周辺の標高はおおむね10〜20メートル程度あり、広範囲で深刻な浸水に至るケースは限定的と考えられています。液状化についても、河川沿いの一部低地を除けばリスクは比較的低めです。

一方で、駅周辺には古くからの住宅地や商店街が広がっており、木造家屋が密集しているエリアでは地震時の火災延焼リスクが懸念されています。特に路地が狭い地域では避難や消火活動に支障が出る可能性があるため、防災面での備えが求められます。

川崎市では多摩川の堤防強化や洪水ハザードマップの整備、防災訓練などの対策が進められています。住民としても日頃から避難所や高台への避難経路を確認しておくことで、災害時にも安心して行動できる環境が整えられているといえるでしょう。

ハザードマップ:川崎市 : 洪水ハザードマップ

買い物・生活利便性

登戸駅周辺は、大規模な商業施設や繁華街はなく、買い物環境は比較的シンプルです。駅前には「オーケー」や「マルエツ」といったスーパーがあり、日常の食品や生活必需品は一通りそろいます。ドラッグストアやコンビニも点在しており、普段の暮らしに必要なものは徒歩圏内でカバー可能です。

一方で、衣料品や大型家電といった買い物にはやや不便さがあり、その場合は登戸から小田急線で新宿や新百合ヶ丘・町田、JR南武線で武蔵溝ノ口方面などへ出るのが一般的です。

総じて、登戸は「駅近で日常の買い物をシンプルに済ませられる一方、大規模なショッピングは周辺都市に出やすい立地」が特徴のエリアといえるでしょう。

駅周辺にインテリア用品店やホームセンターは存在しないため、登戸駅周辺に引っ越しを考えている方は、楽天市場 も活用すると効率良く新生活の準備ができます。ぜひ一度チェックしてみてください。

周辺のグルメ、飲食店

登戸駅周辺は、大規模な繁華街ではないものの、駅前を中心に普段使いしやすい飲食店が集まっています。チェーン店では「マクドナルド」「日高屋」などがあり、気軽に立ち寄れるのが魅力です。

また、地域の人々に親しまれている小さな定食屋や居酒屋やラーメン店なども点在しています。
多摩川沿いにはカフェや軽食店もあり、散歩やジョギングの後に立ち寄る楽しみ方もできます。

選択肢が非常に多いわけではありませんが、日常的な外食やちょっとした気分転換に使えるお店は揃っているエリアといえるでしょう。

自然環境

登戸駅は徒歩圏内に多摩川河川敷が広がっており、ジョギングやサイクリング、バーベキューなど幅広いレジャーを楽しむことができます。春には桜並木が彩りを添え、地域の花見スポットとしても親しまれています。

⭐多摩川河川敷

また、少し足を延ばせば「生田緑地」や「藤子・F・不二雄ミュージアム」周辺の自然豊かなエリアがあり、森林浴やハイキングを楽しむことができます。都市近郊にありながら四季折々の自然を感じられる点は登戸の大きな魅力です。

⭐生田緑地

総じて、登戸は「駅前は都市的な便利さを持ちつつ、多摩川や生田緑地をはじめとした豊かな自然に身近に触れられる街」といえるでしょう。

こんな人におすすめ

  • 新宿勤務、小田急線、東京メトロ千代田線、JR南武線沿線、山手線西側エリア勤務の方
  • 自然を身近に感じたい方
  • アクセスに対して、家賃のコスパを重視する方